記者の眼 – 改めて感じる個人情報/プライバシー保護意識の大きな落差:ITpro

記者の眼 – 改めて感じる個人情報/プライバシー保護意識の大きな落差:ITpro.

ネット時代の個人情報の扱いについて都会と地方との感覚の落差を指摘した記事。

武雄市の図書館の民間運営について、個人情報の取り扱いとの関わりがいろいろいわれていますが、そのあたりについて匿名を前提とした都会の価値観を地方に押しつけていないかという出身者からの指摘、おなじ地方在住のネットユーザーとしても同感できます。

「生まれ育った町で同じ小学校、中学校、高校を卒業した人たちに囲まれて暮らしている人に向かって、個人情報/プライバシー保護の重要性を訴えても、なかなか通じないだろう。」

私もいちおう地方では大きめの都市(人口47万人)で生活をしていますけれど、幼稚園から大学までずっと大分市内で勤務先も大分を本拠としています、お付き合いのある人は、Facebookのプロフィールに明確に記載をしていなくても、私の自宅の住所や出身校、家族構成、勤務先、会社でのポジション、趣味嗜好の一部あたりは承知されているように思います。

 

大都市ではアノニマス(無名)な一人として、密やかにリアルな生活を送り、生活とネット上の活動を切り離して、出自や背景を明らかにせずに様々な活動を行うことが可能でしょうけれど、地方都市においてはそうはまいりません。どこに飲みにいこうと必ず知り合いがその場所にはまぎれ込んでいて、あそこで飲んでいたなどということは、ネットに書かれなくても、翌日には周知のことになってしまいます。

そういったところで、都会風に個人情報の保護を訴えて、自分が写っている写真、住んでいるところ、勤務先などを隠そうとしたりしますと、ネット上でお付き合いのある相手にかえって不自由な使い方を強いてしまうことになって、自由な投稿を縛ることになったりして、逆にご迷惑をかけかねません。

記事では20年前の雀荘で「受動喫煙の害」を訴える無謀さに例えて、そうしたプライバシーについての都市と地方との感覚の違いを示していますけれど、これから人口が少なくなってくる日本では、むしろ大都会における匿名性こそが20世紀という特異な時代における独自の感性のものであって、これからはこうした都市部特有の個人情報の保護が尊重されるような時代がやがて終焉をしてしまうのかも知れません。

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大分市で会社員をしています。ネットウォッチが趣味です。
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